【オナ禁就活物語:第12話】データ収集の日々

オナ禁就活物語

僕は東証一部に上場していて数千億円規模の売り上げのある隠れ優良企業に入社するために、100店舗全てをまわる決断をした。

常識では考えられないアホな行動。
非常識な人間が起こした悲劇。
低学歴が思いついた一大事件。
キチガイが生み出した狂ったイベント。

周囲の就活生からしたら常軌を逸しているだろう。

「こいつ、頭がおかしいぞ・・・」

と思われても仕方なかった。
そのくらい「理解不能な」行為をしようとしている自覚はあった。

けれど、低学歴で就活前の貴重な大学時代をオナニーで浪費した残念な男が、普通にしていても一部上場企業に入れるわけがなかった。
可能性は皆無に等しい。

必然的に「狂った行動」を起こす必要があった。
もちろん良い意味でだが。

 

以前、どこかで読んだ本に、

「普通の人と同じ行動をとったら普通の結果しか出ない」

と書かれていた。

 

当たり前だと思った。
だって、大多数と同じことをやっているんだから。

でも、ほとんどの人は周りと違うことをしなかった。
グループや職場、学校の人間関係等から、つまはじきにされるのを恐れて無難な行動しか取らなかった。
その結果、つまらない人生が待っていた。

オナ猿も一緒だ。
オナニーに依存して抜け出せないから、エロ動画を見ながら射精して人生が終わるんだ。

変わるためにはオナ禁者になるしかなかった。
ホルモンバランスを変え性欲をコントロールし、自分を成長させ別の自分に変化する。
大衆ではなく少数派にならないといけなかった。

マイノリティにならないと人生は変えられないんだ。
マジョリティでいる限り普通の人生で終わるんだ。

僕はそう思った。

 

「やるしかない・・・」

 

オナ禁を始めた時と同じで選択肢はなかった。
やらなければ入社出来る確率は数%すらなかった。
落ちる可能性の方が圧倒的に高かった。
しかし、行動を起こせば確率を少しでも上げられた。

本物のリア充や超絶イケメン、コミュ力の高い美女、高学歴。

僕にはどれもなかった。
本音を言えば欲しいが、ないものねだりをしても仕方なかった。

 

アイシールド21に出てくるヒル魔の名言を思い出した。

出典元:http://chansoku.com/archives/5431653.html

 

今あるもので戦うしかなかった。

それだけだ。

「よし、行くぞ!」

僕はまたも周囲とは違う世界に飛び込んだ。

 

ネットで調べてお店がどこにあるのか調べた。
効率よくまわるためだ。
時間は有限なので出来るだけ非効率な行動はしたくなかった。

数日かけて入念に調べた結果、まわるルートが決まった。
早速、店舗に突撃した。

 

最初は緊張した。
知らないお店に行って店員さんに現場の声を聞くのは勇気のいる行動だった。
もちろん、「客」として行くのでこちらの方が立場上は有利だが、ヒアリングするとなると相手から話を引き出すスキルが必要だ。

商品の場所を聞くだけなら「用」があるから話しかけやすかった。
聞いて終わりだ。

だけど、僕がやろうとしている行為は極めて「ナンパ」に近かった。

声を掛けてコミュニケーションを取り、求める情報を引き出す。

知らない女性に声を掛けるのと一緒だ。
それが路上か、お店かの違いに過ぎなかった。

生まれてから一度もナンパした経験はなかった。
オナ猿にそんな芸当は無理だ。
出来るはずがなかった。
だが、やらざるおえなかった。
やらなかったら入社出来る確率はほとんどないんだから。

 

電話でアポを取って来店する方法を考えたがやめた。
100店舗全て電話するのは大変だし、そもそもアポが取れるか不明だった。
店側からしても面倒な学生の相手をしているほど暇じゃなかった。

それに学生なら突撃して失敗しても「学生だから仕方ない」で許される可能性が高かった。
社会人になると「失礼な人だ」と言われるが、就活生なら「まあ学生だしね」って笑われて終わると思った。

実際、学生で若いと仕事でミスしても許される場面を何度か目撃した。

「学生」という身分を使わない手はなかった。

オナ禁で得た自信をもとに勇気を出した。

 

1店舗目は優しそうな人を探した。
怖そうな男性は行けなかった。
自分より年上で見た目が温和そうな女性を狙った。

向こうからしたら息子ぐらいの年齢の学生だ。
若い子に話しかけられて嫌な気はしないと思った。

過去に工場バイトで中年女性と接した経験が活きた。

「いた!あの人いこう!」

ちょうど目の前に品出しをしている女性を見つけた。
周囲に人がいなかった。
絶好のチャンスだ。

勇気を出して声を掛けた。

「あの、すみません。就活生の山下と申します」

相手はキョトンとしていた。

「はいはい。どうされました?」

反応が取れたので、

「実は僕、就活中でしてこの会社に入りたくて現場の人の声を聞くためにお店をまわってるんですよ。少しで良いので話を聞かせてもらえませんか?」

入社したい意思と話しかけた目的を簡潔に述べた。
どんな反応がくるのか・・・

「へー熱心ですねえ。そんな人初めてですよ」

あれ?意外と好印象だぞ?

「あ、そうなんですか。いやー就活大変なんですよ」

「あらそうなの?うちの息子も就活してるけど苦労してるわ」

「息子さんも僕と同い年なんですね。就活は大変です」

「そうよねー。頑張ってて偉いと思うわあ。この会社入りたいの?」

「はい。でも、ネットの情報だと分からない部分が多いので、働いている人の声を聞こうと思って来ました」

「凄い行動力ねえ。うちの息子なんて何やってんだかねえ。まあでも、現場で働くと色々大変よ」

「そうなんですね。どういう所が大変ですか?」

質問しながら情報を引き出していった。

「意外といけるんだな・・・」

そう思ってしまった。

数分話をして、

「お忙しい所、ありがとうございました。勉強になりました」

「まあ、大変だけど頑張ってね。入れると良いわね」

お礼を言いお店を後にした。

 

「ふーーーーーーーーー」

外に出たら思わず深呼吸してしまった。

とても緊張していたからだ。

けど、やってみたら何とかなった。

「あー良かった」

上手くいったので嬉しかった。
しっかり話の内容をメモしておいたので、次に行くことにした。

 

それからは同じパターンを延々とループした。

お店に行き店員さんに声を掛けインタビューした。

テンプレート化して繰り返した。

もちろん、全部が上手くいったわけじゃなかった。

「失礼な学生がいる」

と名指しで怒られたこともあったし、怪訝な顔をされて逃げられたこともあった。

失敗はかなりあった。
だけど、話を聞いてくれる人はいた。

「こんな行動力のある学生はいないよ」

そう評価してくれる社会人がいた。
自分が認められた気がして嬉しかった。

慣れてくると男性の従業員に声を掛けた。
女性はパートが多かったが男性だと正社員の可能性が高かった。
自分が入れば同じ立場になるので話を聞いておきたかった。

正社員でも反応は賛否両論だった。

「へー凄い行動力だね。何が聞きたいの?」

興味を持ってくれて話を聞いてくれる人もいれば、

「え?学生?んー申し訳ないけど、他をあたって」

と断る人もいた。

断られるのは当然だ。
失礼な行為をしているのが前提だからだ。

でも、それを踏まえた上で挑戦していた。

「失敗が前提。成功したらラッキー」

そういう考えでやっていたので、ミスしてもあまり気にならなかった。
もちろん、オナ禁の効果で自信を付けたからでもあるが。

 

ある日、若い男性の正社員に話しかけた時だった。

「へー、そんな学生初めて見たよ。行動力あるねえ」

「はい!ありがとうございます」

好印象なので話を聞かせてもらった。

しばらくヒアリングしていると、その人が言った。

「あ、ちょっと待ってて」

「はい」

お店の奥に消えて行った。

「ん?なんだ?どうした?怒られるのか?」

内心不安だらけだった。
明らかに失礼な行為をしているのは百も承知だ。
叱られても仕方なかった。
受け入れた上でやっていた。
それでもこの後、何が起こるのか予測出来なかった。

 

しばらく経つと男性が別の社員さんを連れて戻ってきた。
その人は僕より30歳くらい年上に見えて外見から「偉い人」だと直感で分かった。
役職者だ。
そうなると、「失礼な学生がいる」と注意しにきたのかな・・・と悪い予感が頭をよぎった。

「お待たせ。店長、彼が山下君です」

「お、君が話しかけてきた学生かね。凄い行動力だね」

「あ、はい!●●大学の山下と申します。お忙しい所お時間を取って頂きありがとうございます」

・・・え?店長?どういうことだ?

どうやら社員さんはお店のトップを連れてきたみたいだ。
店長といえば責任者だ。
まさか・・・説教されるのか?
またしても悪い方に考えてしまった。

これからどうなるんだろう?と思っていたら、

「山下君、店の奥で話をしないかい?」

まさかの提案をされた。

「え・・・えと、い、良いんですか?」

「大丈夫だよ。ちょうど時間が空いてるしね」

「分かりました。宜しくお願いします」

そのまま休憩室にスーツのまま入って行った。
ちなみに僕は工場バイト経験しかないので、お店の裏側を見た経験は無かった。
スタッフの人が通る場所をスーツ姿のまま通った。
知らない世界を見れたので少し興奮した。

 

休憩室に到着して2人で椅子に座った。

「にしても君は凄いねえ。その行動力は」

「はい!ありがとうございます」

「初めてだよ。就活生がお店に直接、話を聞きに来たのは。僕は長年この業界にいるけどまずいないね、そんな子は」

「そうなんですか。すみません、失礼な行為をしてしまって」

「いや、良いんだよ。やる気のある若者と話せて嬉しいから」

「ありがとうございます!社会人の方と話せるのは勉強になるので、今日は宜しくお願いします」

「うん、何でも答えるから気軽に聞いてよ」

「ありがとうございます」

それからはどんどん質問していった。

業界歴が30年近くある大ベテランだった。
表も裏も知り尽くしているようで、仕事の面白さだけでなく大変さやお客さんとの接し方等、細部まで社会について丁寧に教えてくれた。

メモを取る手が止まらなかった。
一言一句聞き漏らすまいと必死でメモした。
知らないことしかないので、勉強になり過ぎた。
ワクワク感が止まらなかった。

ひとしきり話すと最後にこう言われた。

「君のやる気や行動力は凄いから、やりたいことや夢を見つけてこれから頑張りなさい」

「分かりました。今日はお忙しい所お時間を取って頂きありがとうございました」

深々と頭を下げた。

「では、失礼します」

お店を出て僕は帰った。

 

外に出ると急に力が抜けた。

「あーーーーーーーーー疲れた」

その場に座り込んでしまった。

突然の展開に頭が追いついていなかった。
気付いたら責任者と話していて、いつの間にか終わっていた。
まるで、ジェットコースターに乗った後みたいになった。

しばらくその場から動けなかった。
疲労こんぱいだった。

だけど、リターンは大きかった。
業界で30年以上働く人と話せる機会はなかなか無いので、良い面、悪い面どちらも教えてくれた。

学生の立場を使わなかったら出来なかったことだろう。

話を聞いてもっとこの会社に入社したくなった。

 

さりげなく会話中に、

「店舗数が100あるけど、うちはトップの売り上げを上げているんだよ」

と言っていた。

つまり、会社内で実力者の立場に入るんだ。

それなら人事に対して強い影響力を持っている可能性が高かった。
人事に話がいって名前を覚えてもらえるかもしれなかった。
打算をちょっと考えた。

 

しかし、突然訪ねてきた失礼な就活生に対して、全く怒ることなく優しくしてくれた。
器が大きいと思った。
尊敬した。

「勇気を出して飛び込んで良かった」

心からそう感じた。

 

やってみないことには分からなかった。
けど、誰もやろうとしなかった。
だからこそ、やる価値があるんだと思った。

声を掛けたほとんどの人が、

「こんな子、初めてだよ」

と口を揃えて言った。

つまり、就活生が誰1人してやらない行動だったんだ。

でも、やったことはシンプルだ。

来店して現場の声を聞く。

それだけだ。

勇気があれば誰だって出来た。
性別は関係無くて学歴も無意味だ。

「やるか、やらないか」

その違いに過ぎなかった。

オナ禁も一緒だ。

「やるか、やらないか」

この小さな違いを積み重ねていくと、いずれ大きな差になっていくのだろう。

疲れ切った体でそんなことを考えていた。

 

→第13話:「リクスー女子とラウンドワンで遊ぶ」に続く

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そんな僕でもオナ禁を120日続けたら、

・女子大生から逆ナンされる。
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・就活中にリクスー女子30~50人とデートする。
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・20歳の彼女が出来て童貞を卒業する。
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